乳幼児との旅行。夜泣きや不機嫌への事前対策5選

いよいよ冬休みが近づいてきました!

家族でお正月の帰省の予約なんかを始めた頃でしょうか?

乳幼児を連れての旅行は大変ですよね。

混雑した中の移動も大変!

ホテルや旅館に着いたら着いたで、夜泣きも大変!

特に0~3歳くらいの乳幼児さんは、疲れすぎたり、興奮しちゃったりすると手が付けられなくなることも。

(混んだ飛行機でイヤイヤ期の子が疲れがピークになって駄々をこねた状態…想像するだけで大変!)

せっかく楽しむ目的で旅行に出かけたのに、親子ともどもゲッソリ…なんてことも。

実はどんなに楽しい旅行でも「長距離移動は大人の都合」でしかありません。

乳幼児は、大好きな親と一緒に楽しめるのなら、本当に近くの公園だって嬉しいんです。

グアムじゃなくてもディズニーランドじゃなくても、家族みんなで笑顔で思いっきり楽しめるなら、どこだっていいんですよ。

だからいくら子ども好みの場所に旅する時でも「親の好みに子どもに付き合ってもらってる」と思って、子どもの性質に配慮してあげてくださいね。

そんな長距離旅行のキーワードは「子どもの眠りと安心」。

このふたつを味方につけて、子どもも大人もラクに楽しみましょう!

3歳までの子連れ長距離旅行のヒント

①長距離移動は、お昼寝の時間に合わせる、またはお昼寝を多少早めたり遅くしたりして移動時間に合わせる(合言葉は「満腹・眠気・安心」

②移動で興奮しすぎないよう、何日か前からマッサージやだっこなどスキンシップを増やす(「安心感」をいつもよりいっそう深めさせておく)

③お洒落は不要。ゆったりしたラクな服装がだいじ

④子どもが起きていて人混みを移動するときは、できるだけベビーカーは避けて、抱っこをしてあげよう

「いつもの匂い」で安心させる

乳幼児の移動は朝寝・お昼寝に合わせる

新幹線・飛行機で子どもが泣くと、焦っちゃいます。

歩いたりゆすったりしてあやせませんし、たくさんの乗客もいますよね。

車での移動もそう。

他のお客さんへの気兼ねはないものの、走行中は絶対にチャイルドシートから降ろすわけにはいきませんよね(どんなに泣いても絶対にベルトを外すのは危険!)。

長時間移動をする場合は、お昼寝の時間を当てると、親子で快適です。

移動時間がお昼寝の時間を超えて2時間以上…となる場合は朝、いつもより早めに起こしましょう。

そして…お腹いっぱいにさせる!

冬なら温かくしてあげて下さい。

満幅の上にポカポカ…そして安心してる…となると、あとは眠るだけ(笑)

ただし、日ごろから寝つきの悪いお子さんの場合は、特に気をつけて。

次の項目を読んで前もってスキンシップをたくさんはかってくださいね。↓

旅行前から普段よりも「安心感」を深めておく

神経質なお子さんの場合は、昼寝の時間に合わせるとかえって愚図ってしまうかもしれません。

スムーズに眠りに入ることができるよう、10日くらい前からマッサージの回数を増やしたり、ぴったりくっついて添い寝したり、「安心」の貯金をしてあげて下さい。

乗車中でも手をつないだり、首元をさすったり、手櫛で髪をすいてあげたり…ありとあらゆる方法で安心させてくださいね。

乳幼児の目線からは、大人の人混みは恐怖

そうそう、特に公共交通機関では、駅の混雑したプラットホームなどは必ず抱っこしてあげて下さいね。

大人が腕を振ったり大きな荷物を持ったりしてひっきりなしに歩き回る場所は、幼児の視線からは本当に怖いものです。

過度の緊張がないよう、配慮してあげましょう。

もし、移動中に余裕があれば、子どもの目線と同じ高さから、周囲を見て見てください。

お子さんがどうして疲れているか、どうして言うことを聞かないか、もしかしたら実感できるかもしれません。

移動中も抱っこしたりマッサージしたり見つめ合ったりして安心を継続させてあげることがだいじです。

移動中の服装はゆったりできるものを

せっかくの旅行。

お洒落をさせたいのはわかります。

けれど、ベルトをしたり、首周りを締め付けるボタンがあったりといった、きつい服装などはやめてあげて下さい。

キツイ服で長距離移動すると、酔いやすくなります。

しんどくなると、子どもは不機嫌になります。

だから普段の動きやすい服装が一番です!

子どもが安心できる「匂い」を持つ

普段の雰囲気と違う移動中の乗り物の中。

子どもたちは楽しいけれど、やっぱり緊張します。

そして夜も。

どんなに高級なホテルや旅館でも、子どもにとっては、日ごろ眠っているお布団にかなう場所はありません。

移動による緊張やレジャーの興奮・疲れなどもあって、夜泣きもあるでしょう。

でも「安心」があれば、子どもの緊張は緩まります。

それを簡単に作るのは、親のスキンシップ、そして「リラックスできる匂い」。

我が家は夜、安眠のためにアロマオイルの「ゼラニウム」を芳香浴として使うことがあります(感染症予防のためにユーカリなども併せて使います)。

それを旅先や帰省先にも必ず持っていきます。

夜、眠るときは、ティッシュに一滴たらして、それを子どもたちの枕元に置くんです。

それだけで、子どもたちは「親しんだ、安心できる匂い」に包まれます。

朝までぐっすり…。親も安心なのです。

(ただし赤ん坊の近くにはティッシュは置きません)

家族みんなが笑顔の旅へ

みなさまの旅が、たのしくゆったりしたものとなりますよう…!

3歳までの子連れ長距離旅行のヒント

①長距離移動は、お昼寝の時間に合わせる、またはお昼寝を多少早めたり遅くしたりして移動時間に合わせる(合言葉は「満腹・眠気・安心」)

②移動で興奮しすぎないよう、何日か前からマッサージやだっこなどスキンシップを増やす(「安心感」をいつもよりいっそう深めさせておく)

③お洒落は不要。ゆったりしたラクな服装がだいじ

④子どもが起きていて人混みを移動するときは、できるだけベビーカーは避けて、抱っこをしてあげよう

⑤「いつもの匂い」で安心させる

 

旅行で乱れたリズムはこう直す。こちらもどうぞ↡

赤ちゃんの崩れた生活リズムを1日で取り戻す3つの対処法<特集⑥>

LINEで送る
Pocket